プリスクール(英語保育施設)への入園を検討される際、お子様の将来の教育方針に合わせてメリットとデメリットを整理しておくことは非常に大切です。
お金の問題や語学力、その他プリスクールで身に付く能力についてまとめていきます。
プリスクールに通うメリット
- 「英語耳」と「英語脳」の形成 言語習得の黄金期である未就学児のうちに、ネイティブに近い発音や英語の音に慣れることができます。日本語を介さず、英語をそのまま理解する力が育ちやすいのが最大の特徴です。
- 異文化への適応力・多様性 外国人講師や様々なバックグラウンドを持つ友達と接することで、「自分とは違う文化や考え方がある」ことを自然に受け入れられる、オープンなマインドが育ちます。
- 物怖じしないコミュニケーション力 欧米流の教育スタイルを取り入れている園が多く、自分の意見をはっきり言ったり、人前で発表したりする「自己表現力」を重視する傾向があります。
- 共働き世帯でも通いやすいケースがある 最近は認可外保育施設としての届け出をしているプリスクールも多く、延長保育が充実しているなど、働く保護者にとって利便性が高い園も増えています。
プリスクールに通うデメリット
- 卒園後の「英語力の維持」が難しい 日本の小学校に進学した場合、意識的に英語環境を維持しないと、身につけた英語を短期間で忘れてしまう(リバウンド)ことがよくあります。
- 日本語(母国語)の発達への影響 1日の大半を英語で過ごすため、同年代の子供に比べて日本語の語彙が少なくなったり、敬語や日本のマナーを学ぶ機会が不足したりすることがあります。
- 学費・費用が高い 一般的な幼稚園や認可保育園に比べると、授業料は高めに設定されています。また、幼児教育・保育の無償化の対象になるかどうかは園によって異なるため、事前の確認が必要です。
- 日本の伝統行事や行儀作法に触れる機会が少ない 季節の行事(節分や七夕など)や、集団生活における日本独特の規律(整列や挨拶など)を重視する日本の幼稚園とは教育内容が異なります。
特に入園金の問題で諦める人も多いでしょう。
普通の園が数万円程度なのに対し、プリスクールは10万円〜30万円ほどかかる場合があります。年間で数万円〜10万円程度、別途徴収される園もあります。
お金がかかっても通う価値があるかどうか
お子様の将来の進路(日本の大学に行くのか、海外も視野に入れるのか)によって、最適な選択肢が変わってきます。
英語を話せるようになってほしいというのであれば、卒業後インターナショナルスクールに通うことの方が重要です。プリスクールは語学力よりも、適応力やコミュニケーション能力を身に着けるのに優れた場所と言えます。
- プリスクールのみ: 小学校入学後、週1回の英会話教室だけでは維持が難しい。
- プリスクール + 小学校以降もインター: ほぼネイティブレベルが期待できる。
- プリスクール + 日本の小学校 + 英語学童: 比較的現実的なラインで、会話力を維持しやすい。