プリスクールを卒園して公立小学校へ。
そのとき、多くの親が一度は検索する言葉があります。
「プリ卒 いじめ」
英語ができる。
発音がいい。
自己主張がはっきりしている。
これが原因で浮いたり、いじめの対象になったりしないのか。
結論から言うと、
「プリ卒だからいじめられやすい」という明確な傾向はありません。
ただし、目立つ要素があることは事実です。
この記事では、なぜ不安が生まれるのか、実際に起こりやすいケース、そして親ができる対策を整理します。
なぜ「いじめられやすい」と言われるのか?
理由は大きく3つあります。
① 英語ができる=目立つ
小学校低学年では、英語ができる子はまだ少数派。
目立つ存在になることで、嫉妬や距離感が生まれる可能性があります。
② 自己主張が強く見える
プリスクールでは
・意見を言う
・感情を表現する
ことが肯定されます。
しかし集団文化が強い環境では、
「強い子」「生意気」と誤解されることもあります。
③ 親の不安が先行する
実はこれが大きい。
「浮くかも」
「妬まれるかも」
という親の不安が、子供の振る舞いに影響することがあります。
実際に起きやすいトラブルは?
プリ卒特有というより、
「目立つ子」に起こりやすい現象が近いです。
例えば:
・英語の授業でからかわれる
・発音を真似される
・「なんでそんなにできるの?」と距離を置かれる
ただし、これが継続的ないじめに発展するケースは多くありません。
多くは一過性です。
いじめの本質は「違い」ではない
いじめの要因は、
・性格
・学級の雰囲気
・担任の指導力
・タイミング
など複合的。
プリ卒かどうかは、主因ではありません。
むしろ強みになることもある
学年が上がると、
・英語スピーチ
・ALTとの活動
・海外経験の話
で尊敬される存在になることもあります。
低学年と高学年では評価軸が変わります。
親ができる3つの対策
① 英語を「誇示」させない
「みんなの前で言ってみなよ」は避ける。
英語は特別能力ではなく、ただの言語。
このスタンスが大切です。
② 日本語のコミュニケーション力を育てる
実はこれが一番の予防策。
・相手の気持ちを読む
・場の空気を理解する
・言い方を選ぶ
これができれば、孤立しにくいです。
③ 違いをポジティブに捉える土台を作る
「みんな違っていい」
という価値観を家庭で育てておく。
これが自己肯定感を守ります。
過度に心配する必要はある?
ほとんどの場合、必要ありません。
子供は環境適応のプロ。
半年から1年でバランスを取る子が大半です。
むしろ親が過敏になりすぎると、
「自分は特別で危険な存在なのかも」
という誤解を与えてしまうこともあります。
プリ卒はいじめられやすいに根拠はない
プリ卒だからいじめられやすい、という明確な根拠はありません。
目立つ可能性はある。
でもそれは弱点ではなく、使い方次第で強みにもなります。
大切なのは、
・英語を武器にしすぎない
・日本語の土台を整える
・今の学校環境を肯定する
プリスクール経験はマイナスではありません。
「扱い方」がすべてです。